2008 行動科学講義予定表
| 授業科目名 | 行動科学講義 | 対象年次 | 3年次 | ||
| 科目責任者 （ ｺ ｰ ﾃ ﾞ ｨ ﾈ ｰ ﾀ ｰ） |
白尾 智明 | ||||
| 講義日時 | 後期 ・ 11/5〜 ・ 4週 | ||||
| キーワード | 行動、脳、神経回路、神経細胞、シナプス、薬理作用 | ||||
| 講義の概要 | ヒトの行動に関連すると思われる脳内機構についての神経薬理学、神経化学、神経生理学における知見を概説し、それらの知見から帰納できる行動の形成原理を考察する。試験は臨床行動学（精神科担当）と併せて同時に行います。配点は行動科学（含む実習）７０点、、臨床行動学３０点の予定です。 | ||||
| 目標及び期待される効果 | 「行動の形成原理解明への試みが如何に行われているか」を学び、「行動を生じさせる原因を解明しようとすることができる」ようになる。 | ||||
|
回数
|
授業日
|
授業題目・内容等
|
担当教官名
|
||
|
展開
|
第１回
|
11/5（水）-１
|
行動科学序論：脳の動作原理 |
白尾
|
|
|
第２回
|
11/5（水）-２
|
学習と記憶の分子機構 |
児島
|
||
|
第３回
|
11/5（水）-３
|
神経系における薬物作用の発現（含む抗パーキンソン病薬） |
白尾
|
||
|
第４回
|
11/6（木）-4
|
向精神薬 |
白尾
|
||
|
第５回
|
11/6（木）-5
|
抗てんかん薬 |
児島
|
||
|
第６回
|
11/6（木）-6
|
中枢興奮薬・幻覚薬 |
今村
|
||
|
第７回
|
11/11（火）-1
|
全身麻酔薬（含む局所麻酔薬・アルコール） |
白尾
|
||
|
第８回
|
11/11（火）-2
|
行動テストバッテリー |
児島
|
||
|
第９回
|
11/11（火）-3
|
催眠薬・鎮静薬・鎮痛薬 |
白尾
|
||
|
実習
|
11/12（水）
|
中枢神経系作用薬を用いた行動科学実習（C班） |
全員
|
||
|
実習
|
11/13（火）
|
中枢神経系作用薬を用いた行動科学実習（D班） |
全員
|
||
|
第10回
|
11/21（金）-6
|
精神疾患の生物基盤 |
橋本
|
||
|
実習
|
11/25（火）
|
中枢神経系作用薬を用いた行動科学実習（A班） |
全員
|
||
|
実習
|
11/26（水）
|
中枢神経系作用薬を用いた行動科学実習（B班） |
全員
|
||
|
第11回
|
11/27（木）-1
|
脳の発生 |
白尾
|
||
|
第12回
|
11/27（木）-2
|
行動原理としての情動（応用基礎医学）小脳におけるシナプス可塑性（２）遠藤 |
遠藤
|
||
|
第13回
|
11/27（木）-3
|
行動原理としての情動（応用基礎医学）小脳におけるシナプス可塑性（２）遠藤 |
遠藤
|
||
|
第13回
|
11/28（金）-6
|
脳の再生機構 |
井上
|
||
|
第14回
|
12/2（火）-2
|
高次脳機能：局在性と非局在性 |
白尾
|
||
|
第15回
|
12/2（火）-3
|
情動による記憶の制御 |
関野
|
||
|
第16回
|
12/5（火）
|
試験 |
全員
|
||
| 参考図書／テキスト | Biological Posychology: an Introduction to Behavioral and Cognitive Neruoscience (SINAUER) 標準薬理学（医学書院）、ＮＥＷ薬理学（南江堂） Human Physiology: the Basis of Nedicine (OXFORD) カールソン神経科学テキスト：脳と行動（丸善株式会社） |
||||
| 形式 | 講義および実習、４グループに分かれ、薬理学、検査学と合同で行う。（実習の組み分け等についてはガイダンスの時に説明する。） | ||||
| 成績評価 | 試験と出席（講義の出席チェックは適宜行う。実習は毎回出欠を調べる。） | ||||
| メッセージ | 講義、実習内容を超えて、行動科学を学びたい学生は高次細胞機能学分野の研究に参加することができますので、気軽に申し出てください。 | ||||
| オフィスアワー | 午後１時から５時 | ||||
※ 講義のスライドを見たい人は、それぞれの講義名をクリック後、右下のスライドショーのボタンをクリックしてください。