脳科学を超えた新しい学問分野を創設する

研究テーマ

4. ドレブリンをシナプス機能の指標とした機能画像測定法の開発とヒトiPS細胞由来神経細胞を用いた安全性薬理試験への応用

ドレブリンのスパインへの集積度を再現性よく、定量的に、ハイスループットで測定する方法の開発を行っている。またこの技術をiPS由来神経細胞に応用し、ヒト神経細胞を用いた安全性薬理試験のためのガイドライン作成を目指している。

具体的には、ドレブリンのシナプス後部への集積度をイメージングにより測定することにより、齧歯類培養神経細胞のシナプス形成過程及び機能成熟度を定量的に評価することに成功している。また、シナプス機能障害時に集積が低下することも見いだしている。そこで培養神経細胞を用いて、ドレブリンをマーカータンパク質として シナプスへの特異的集積を定量解析し数値化する。この数値に基づきシナプス形成・成熟度、さらにはシナプス機能障害を定量評価する薬理試験法を提案する (drebrin-imaging based evaluation of synapses 法:DIBES 法)。また、ヒトiPS細胞由来神経細胞等を用いた新規in vitro医薬品安全性評価法の確立を目指して、ヒトiPS細胞由来神経細胞等を機能的な脳神経に近づけるための開発、並びに、医薬品の副作用予測を可能にするin vitro定量的解析技術の開発を行っている。

NEDO (独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)

平成26年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業

「成熟シナプス機能を有するヒトiPS細胞由来分化細胞の開発」(株式会社リプロセル、国立医薬品食品衛生研究所との共同研究)

厚労省 科研費

「ヒト iPS 細胞由来神経細胞等を用いた新規 in vitro 医薬品安全性評価法の開発」

「ヒトiPS分化細胞を利用した医薬品のヒト特異的有害反応評価系の開発・標準化」

AMED 研究費

「ヒトiPS分化細胞技術を活用した医薬品の次世代毒性・安全性評価試験系の開発と国際標準化に関する研究」

 

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