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研究テーマ

1. シナプス形成機構の研究

新規ドレブリン結合タンパク質spikarspine and karyoplasm protein)のシナプス形成における役割

シナプス形成・スパイン形成に関わる分子は多く同定され研究されているが、その多くはシナプスの細胞膜に存在する細胞接着分子やアクチン重合の調節に関わる低分子量Gタンパク質調節分子であり、F-アクチンに直接結合して働く分子がどのように機能しまたシグナルの受け取りを行っているかは不明な点が多い。我々は、シナプス後部のF-アクチン構成タンパク質であるドレブリンに注目し、その周辺分子を解析することによって、新しいシナプス形成・スパイン形成機構を明らかにする事を試みている。酵母two-hybrid法により新規ドレブリン結合タンパク質を探索し、これまでシナプスタンパク質として同定されていない分子に注目し解析を行ったところ、この新規ドレブリン結合タンパク質spikarは樹状突起でスパイン形成に関与し、また核では転写調節因子として機能していることが分かった (Yamazaki et al., 2014)。現在、このタンパク質のノックアウトマウスを作成し固体レベルでの解析を進めているところである。

文科省 科研費

山﨑博幸 基盤(C) 「転写調節因子によるスパイン形成機構の解明」

spikar1     spikar3

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